2013年5月26日日曜日

2011年02月10日号 光ポータブル&日本通信Bmobile U300 SIM


iMac スーパードライブ交換

昨年7月に購入した整備済みiMac 24インチですが、購入当初から2層DVD-Rの書き込みがうまくいきません。2層DVD-Rはそれほど頻繁には使用しないので、メディアとの相性を疑いつつ年を越してしまいました。
OSXで書き込んでも、BootCampのWIndows Vistaで書き込んでもエラーが出るため、念のためDVDメディアのメーカーにiMacとの相性を含めメディアの点検をお願いしたところ、特に問題なしとの回答。
DVDメディアのメーカーから送られてきた代替品でもダメ、新たに購入した2層DVD+Rでもダメ、問題がiMac搭載のスーパードライブに絞られてきたため、Appleサポートに点検と修理を依頼しました。
回収用の輸送箱の手配が間に合わないとの理由で、当初予定の引き取り日が1日遅れましたが、サポート拠点に到着した日に点検と修理が完了し、その翌日に戻ってきました。なんと実質2日間で、輸送を含めて修理が完了したことになります。
Appleサポートに対し、ネット上では批判的な意見がいくつかありましたが、最近はかなり改善されているようです。これならマニア以外の一般ユーザーも安心して購入できますね。
ちなみに、修理前に搭載されていたHL-DT-ST DVDRW(LG日立製?)から、OPTIARC DVD RW AD-5670S(SONY Optiarc製?)に替わってました。
さてさて、新しいSuperDriveで2層DVD-R/+Rがうまく書き込めるかどうか?散々メディアを無駄遣いしてしまったため、これ以上書き込みテストのために、高価な2層メディアを消費したくありませんので、「次の機会」まで書き込み確認は待つことにしましょう。

■ 修理後の確認結果

無事というか、iMac24インチを購入後初めてというか、2層DVD-Rへの書き込みに成功しました。
書き込みに失敗したり、状況確認のためムダ焼きしたりした2層DVD-Rは10枚を遥かに超えます。貧乏なKanatecには結構な負担でしたが、とりあえず一件落着です!・・・のはずでしたが・・・
1件課題といくか気づき事項があります。MacOXのソフトウェアアップデートにて、Superdriveファームウェアアプデートが適用できると表示されますが、これがうまくインストールできません。ドライブの型式が変わっているので、これが原因でしょうか?
実害はなさそうなので、我慢することにしました。

お財布に優しいモバイル回線を探せ!(第2話)

格安公衆無線LANとiPad(Wi-Fi)&iPod touchdでモバイルしてみましたが、いくつか課題があります。
  • 肝心の東海道新幹線駅構内及びN700車内では、ログイン画面が表示されるまでに長い時間(=数分以上)待たされるため、短時間でのメールやネット閲覧が面倒
  • 街中ではマクドナルド等のアクセスポイントを探さすのが面倒な上、最低でもコーヒー代¥120が必要
  • 田舎ではマクドナルドを探すことすら難しい
やはり3Gのデータ通信回線が便利なのはわかっていますが、経営難のKanatecには月額¥5,000を越える通信費用は支払えません。
条件的な部分は我慢するとして、もっとお財布に優しいモバイルデータ回線を改めて調査し、比較・検討してみました。
お財布に優しいモバイルデータ回線の比較
回線名費用(注1)エリア我慢すべき点
日本通信
b-mobileSIM U300
1年:¥29,800
6ヶ月:¥14,900
1ヶ月:¥2,980

docomoと同じ
通信速度が遅い(300kbps)、端末の値引きがほとんどない
UQ WiMAX1ヶ月:¥4,480
1年契約:¥3,880/月

エリア拡大途上
新幹線車内での使用は厳しい感じ、まだ田舎では使えない
emobile 昼割プラン2年契約:¥2,480/月
docomoとWiMAXの中間位
利用時間限定(2−20時)、2年縛りのみ
  • 注1:通信パケット量を気にしたくないので、2段階料金制は考慮せず
日本通信 b-mobileSIM(1年/6ヶ月)の月額に換算した金額は¥2,480なのでemobileの昼割プランと同額になり、いずれのケースでも、月額通信費は、日々の缶コーヒー代を節約することで捻出できます。
ここで、両者の「我慢」ポイントは、「b-mobileの通信速度(注2)を我慢できるか?」か、「emobileの夜間の利用ができない点を我慢できるか?(注3)」、ということになります
  • 注2:ネットの情報だと、時間帯や場所にもよるが、通信速度の実力は半分強程度のようなので、モバイルできるISDNだと思えばいい
  • 注3:夜間利用の場合は、追加料金上限¥2,500の従量制
いずれのケースでも、現在契約中の公衆無線LAN(Wireless Gate、¥380/月)を解約すれば、NTT東の光ポータブルの月額レンタル料¥350は賄えます。

■ とりあえずの結論

emobileの2年縛りは、後世に渡って大きな経済的負担になる可能性があるので、まずはb-mobileSIMを1ヶ月分だけ購入し、光ポータブルをレンタルして使ってみましょう。
これなら、もし通信速度に我慢できなければemobileに切り替えてもいいし、月々¥2,480分の利用価値がなければ光ポータブルを返却し、また公衆無線LANに戻ればいいし、一番金銭的な支出が少なくシステム変更も簡単です。

光ポータブル+b-mobileSIM U300 導入インプレッション

光ポータブルは月額¥350のレンタル、b-mobileSIM U300 は、1ヶ月単価がお得になるためアマゾンにて6ヶ月分を¥13,409(定価の10%引き)で購入しました。
懸案の回線速度ですが、休日の朝7時過ぎの一番空いていそうな条件でiMacを使って計測した結果は;
image
と、仕様通りの実力?です。このスピードなら、メールやデータ量の少ないWebならOKですが、Google Mapなどのデータ量の大きなサイトはかなりつらい感じです。日額¥75/月額¥2,200程度なので我慢すべきレベルかも?
日本通信からWebの表示を高速化する「Webアクセラレーター」に関する設定方法が公開されてます。仕組みとしては、WebコンテンツにあるHTML/XMLなどのテキストデータの圧縮やGIF/JPEG画像の最適化するそうで、指定のプロキシサーバ経由となるように、簡単な設定をするだけです。
なお、上記回線速度測定は、Webアクセラレーターは使用しない「生」の状態です。
とりあえず、契約中の月額¥380の公衆無線LANサービス WirelessGateの契約が今月いっぱい残っていますので、2月末になったらこれを解約して光ポータブルのレンタル資金を捻出するか、光ポータブルとの相性バッチリの月額¥210のFletsSpotに乗り換えるか決めたいと思います。

■ Webアクセラレーターってどんな感じ?

image 
(左)Webアクセラレータ 無:247kbs、(右)Webアクセラレータ 有:278kbps
これって効果ありっていえるのでしょうか?とりあえずしばらく使って様子を見ましょう。

■ Webアクセラレーターの効果(再測定)

上記測定時の差はほとんど測定タイミングによる誤差レベルですね。納得いかないため、いろいろ調べてみたところ、光ポータブルのファームが最新でないことに気づきました。
新しい通信機器の場合、ファームアップで性能が上がるケースがあるため試してみましょう。・・・ところが、ファームアップ用のプログラムがMacでは走りません。仕方ないのでMacをWindows Vistaで再起動して、ファームアップを実施。その後改めて測定した結果は以下の通りです。
image image
(左)Webアクセラレータ無:271kbps、(右)Webアクセラレータ有:798kbps
何と3倍近くになりました。この速度なら十分でしょう。

■ まとめ

何度か通信速度をチェックしてみたところ、Webアクセラレータ有りの場合で、条件がいい場合900kbpsを超えることもありますし、混み合った場所&時間帯だと300kbpsを下回ることも有ります。
このような回線状況にて、iPodやiPadのiOS向けアプリ各種での使用感は以下の通りです。
アプリ名
評価
コメント
メール
テキストメールなら問題無し。画像の多いHTML形式のメールは表示に時間がかかる。
Safari
テキストベースのWebサイトなら問題無し。画像の多いWebサイトは表示に時間がかかる。
マップ
△/×
一度キャッシュしてあればOKだが、新規エリアの地図をダウンロードするのはかなりの時間が掛かる。
Youtube
×
ビデオ系は無理。
Skype
音声通話ならOK。テレビ電話は映像がまともに動かない。
その他Webアプリ
◯/△
乗換え案内、時刻表検索、天気予報など、軽めの通信アプリならOK
一言でいうと、昔のISDNでのネットアクセスといった感じです。

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