2021年4月4日日曜日

2021年03月06日 楽天モバイルってどう?

時間が止まってしまった・・・

大迷惑な某国家発の新型ウィルスのお陰で、大切な時間が止まってしまいました。感染せず、無事生きていられただけでもいいのかもしれませんが、この1年間ほとんど何も新しいことや楽しいことが出来ません。

年齢的にも体型的にも、感染すると重症化の恐れが高そうなので、暫くは継続して注意していきたいと思います。

それにしても大迷惑な話です。

さて、問題です。

大迷惑なのは某国家でしょうか?それとも新型ウィルスでしょうか?答えは両方です。

楽天モバイルってどう?

これまでカーナビ用のタブレットに使用して来た0sim(=月500MBまで無料、但し超激遅)が、昨年とうとう有料化されてしまいました。

仕方ないので、一番安いメニューの「200MBで月額330円」にしましたが、それでも年間で4,000円近く費用が掛かってしまいます。データ量200MBだと、月に1回ナビを使用したら終わりですし。。。

悶々とした生活を送っていたところ、楽天モバイルの新プラン「Rakuten UN-LIMIT VI」を知りました。何と月あたり1GB以内なら0円です。

更に、契約手数料も、SIM代金と送料も、更に要らなくなった際の解約手数料もみんな0円なので、要するに月あたり1GB以内なら、まるっきり0円ということのようです。

ただし問題は楽天ということ。過去に何度も楽天には騙されてますので、徹底的に調査してみたいと思います。

■(ご参考)過去に楽天に騙された事案のご紹介

(1)買い物かごからの商品窃盗事件

楽天スーパーセールで、数量限定の欲しいものがあり、家族総出でオープン直後にアクセスし、無事商品を買い物かごに入れることが出来ました。

その後すぐにレジに行き、支払い手続きを始めたところ、最後の決済ボタンを押したときに「売り切れました」の表示が!

(2)レンタカークーポンを利用した個人情報搾取事件

旅行先で借りるレンタカーの割引クーポンが楽天から出ていたので、仕方なく楽天に登録してクーポン発行請求したところ、「発行限定枚数を終了しました」の表示が!!

それ以来、楽天と某M(代表取締役会長兼社長)は大嫌いで、楽天のサービスは一切利用したことがありません。

■調査(1) サービスエリアと通信方式

いくら安くても、繋がらなければ意味が無いので、まずは技術的な確認です。

(1)サービスエリア

 https://network.mobile.rakuten.co.jp/area/?l-id=burger_area

通信量上限無しの楽天エリアという自前の回線エリアと、月に5GB上限(上限到達後は、回線速度1Mbpsに制限)のパートナー回線エリアで構成されています。

小田原周辺で見ると、市街地が楽天エリア、郊外がパートナー回線エリアでカバーされており、Kanatec自宅はちょうど楽天エリアとパートナー回線エリアの境目くらいです。

楽天の発表情報では、5月迄には小田原市街地のほぼ全域が楽天エリアになるようです。(もちろん予定です)

(上:2021年3月時点、下:2021年5月末予定)

(2)通信方式

エリアバンド備考
楽天エリアLTE B3(1.7GHz)自前回線は周波数帯1個だけなんですね。総務省幹部に対して高額接待を掛けないと、貴重な周波数帯の獲得は厳しそうです。
ところでB3は、昔のEMOBILEと同じバンドですが、EMOBILEはワイモバイルに吸収されたはず。
パートナー回線エリアLTE B18(800MHz)
LTE B26(850MHz)
(訂正1)
auの低周波帯のネットワークなので、繋がらない心配はあまりなさそうです。
ただしパートナー回線エリアだと、月に5BGを超えると速度制限(1Mbps)が掛かるので、動画大好きヘビーユーザは使いものにならないです。
我が家はタブレットのナビ用なので、容量や速度制限は気になりません。

やはり新参者には優しくない業界のようで、自前ネットワークがLTE B3(1.7GHz)だけだと、山間部とかビル陰とか厳しそうですが、au回線が使えるのでヘビーユースの予定の無いKanatecなら問題無しです。

(au回線を、速度1Mbps×容量1GB=0円 と考えただけでも超お得ですから・・・)

【2021.05.03 訂正1】

KDDI(au)のパートナー回線、B18(800MHz)ではなく、B26(850MHz)の誤りでした。
実走&実測で確認しました。


■調査(2) 料金体系

初期費用、運用費用ならびに解約費用とも0円が条件です。

(1)料金

ネットに書いてある説明を、隅々迄何度も読みました。

  • 楽天モバイルの新プラン「Rakuten UN-LIMIT VI」は,2021年4月1日開始、それ迄はUN-LIMIT Vという容量無制限&月額2,980円が適用され、4/1に自動的に移行されること
  • 今新規加入すれば、基本プラン料金1年間無料キャンペーン中で、このキャンペーンは4/1の新プラン自動移行後も継続されること
  • 各種手数料(申し込み時の契約事務手数料、縛り無し&解約手数料、MNP転出手数料)全て0円

よって、通話やSMSには使用しないので、契約後1年間はデータ通信無制限で0円、2年目以降はデータ通信量を1GB未満に維持すればずっと0円で間違いないみたいです。

500MB上限の0SIMで一度も料金を払ってないKanatecにとっては、とても容易い運用です。

(2)手持ちの端末の利用可否

いくら回線が0円でも端末にお金が掛かっては意味がありません。

使える端末の基本条件は、SIMロック解除されていて、LTEのB3とB18B26が使えることだと思います。

楽天のWebにて利用可能な端末の確認が出来ますが、ここに掲載されるOK端末は、動作OKというより実機で確認済みという位置づけのような気もします。

主端末のiPhone8を除き、残りの手持ち端末はみんな古く、SIMロックされてないのはLTEに対応してないiPhone4Sだけなので、全滅でした。

楽天Webをあれこれ眺めていたら、WiFi PocketというモバイルWiFIルータが1円で売っており、契約縛り期間等の変な条件が無いことを十分確認しました。(注:アンケートに答えると、代金分1円がポイントバックされます。たぶん始めから0円に出来ない大人の事情があるみたいです)

タブレットに直接SIMを入れられない面倒さはありますが、まあこれは諦めましょう。

■調査結果:OK

ネットワークの技術的な話も、ずっと0円との経費的な話もOKです。申し込み後に「キャンペーンは終了しました」なんて表示されると大変なので、早めに申し込みしましょう。

いくら楽天モバイルでも、さすがに申し込み時の本人確認が必要で、その際は免許証を写真で映して添付する必要があります。それといくら0円とは言え、料金支払いのためクレジットカードの登録も必要です。

■審査とデリバリー

2/28にWebから申し込みし、翌日中に審査合格し発送、3/2午前中には宅配で届きました。Amazonプライム並みですばらしい!

■動作確認

同時購入のWiFi Pocketは、SIMを刺して電源を入れればOKで、設定の手間要らずです。

我が家は楽天エリアとパートナー回線エリアの境目にあるのですが、マンション高層階ということもあり、海側の部屋からでもアンテナ本数(=受信レベル)MAXで楽天エリアで繋がっているようです。

(管理画面で、5GB制限のパートナー回線のデータ容量が減らないことで、楽天回線エリアに接続されていると判断)

土曜朝の空いてそうな時間帯ではありますが、2桁Mbpsの速度も出ているので、ナビ利用には問題ないでしょう。 

 

(左:楽天モバイル、中:docomo、右:自宅Flets光マンションタイプ)

大迷惑な某国家発の新型ウィルスに対する緊急事態宣言が解除されたら、カーナビとしての箱根山間部での実走試験を実施し、結果を報告します。(今、神奈川県民が静岡県に行くと、エンガチョされてしまいますので。。。)

■技術的な話をちょっとだけ

一応、Kanatecって名乗っている以上、技術的な考察をちょっとだけ。。。

総務省のWebで基地局設置状況を検索すると、楽天モバイルは小田原市内には1局だけ稼働中のようです。

前述のエリア図と小田原市の地形から想像すると、国道255の飯泉橋の西岸当たりに基地局がありそうな感じがします。障害物の無い山王川や酒匂川に沿ってエリアが南に伸びていることから、その延長線ではと想像しました。

基地局が飯泉橋西岸あたりだと、久野の山間も見通しに入りますが、小田原駅西口は山陰、東口はビル陰になるためエリア外になります。

もう一つの情報は、総務省のWebで基地局免許の取得状況を検索すると、小田原市内は5局分の免許が下りているようです。もちろん全局すぐに開局するとは限りませんが、この基地局を設置して行くことで、楽天エリアが広がる予定と言うことでしょう。(もちろん途中で断念して、廃業してしまう可能性も十分ありそうですが・・・)

この辺も平時ならすぐに現地調査に行きたいところですが、大迷惑な某国家発の新型ウィルスのため自由に行動出来ず、本当に困ったものです。

■ 楽天モバイル好きかも?

楽天と某M(代表取締役会長兼社長)は大嫌いですが、楽天モバイルは結構好きかも?!

(1)サービスエリア拡大中


(上:3/5月時点、下:3/15時点)

小田原市内の本町から東町の海沿いのエリア、3/15の更新で「楽天モバイル回線」エリアに入りました。計画通りエリアの拡大が進んでいるようです。

(2)予備のもう1回線確保

また、某M(代表取締役会長兼社長)の大盤振る舞いのご相伴にあずかり、家族の別名義で回線契約と代金1円のWiF Pocketをもう一式確保しておきました。(一人1回のキャンペーンなので、名義が異なるので合法です)

本当はRakuten Linkアプリの使用によるポイントゲットのキャンペーン狙いで、このアプリが使える1円スマホが欲しかったのですが、Web申し込み用は品切れでした。

店頭在庫を探せば見つかる可能性もありましたが、あちこち調査するのは面倒なので、色違いのWiFi Pocketにしました。(白は品切れでした)

これで毎月トータル2GB、auのプラチナバンド(B18B26)を含め手利用出来る回線を無料で確保しました。あとは某M(代表取締役会長兼社長)がこの業界から撤退したり、料金体系を改悪しなければOKです。

まあ、料金的に問題が出たら、「解約0円」にて縁を切ればいいだけです。

頑張れ、某M(代表取締役会長兼社長)!

(3)Kanatec実験結果

手持ちの端末にRakuten SIMを刺してみて、動くかどうかのチェックを行いました。結論は、2014版 iPad Air2がOK、あとは全てダメでした。

■2014版 iPad Air2


想定外ですが、2014版のiPad Air2にSIMを刺したら、特に何も細工無く、普通に認識してデータ通信OKです。この2014版のiPad Air2は中古で購入したものですが、どこのキャリア版なのか記憶に無いです。

時期的にはSIMロックのままの状態と予想しますが、なぜ動くのでしょうか?不思議です。

なお、ポイント獲得狙いのRakuten Linkアプリですが、インストールとメッセージの送信迄はOK、通話は出来ないので、キャンペーンの要件未達です。

当初の見込みでは、通話はIPフォンアプリなので、Skypeなどと同様にイヤフォンマイクを刺せば使えそうな気がしたのですが、ダイヤルをすると発信せずに接続が入れてしまいます。

■2014版 iPad mini3 (docomo SIMロック)

Pad Air2と同時期の製品であるiPad mini3はSIMロックに阻まれてNGでした。

■iPhone8 (docomo SIMロック解除済み)

楽天モバイルのWebサイトで、NGと明記されてますので、ダメなんでしょう。

ネットを見ると強引にねじ伏せる方法もありそうですが、使用上の制約も多く実験レベルのようです。

■docoo dtab(SIMロック)

最初の起動時に「SIMネットワークのロック解除PIN」の入力を求めてきます。

何か対策方法はありそうですが、PINを何度か間違えるとSIM使用不可になる恐れもあり、そもそもdocomo端末なのでパートナー回線であるauのB18B26への適用してない可能性があります。

ということで、深追いは止めました。


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