めっちゃemobile LTE
現在使っているモバイルデータ通信はemobileの昼割りで、2PMから8PMまでの時間限定で、月額2,485円。これに、NTT東日本の光ポータブルのレンタル代 月額¥350を足して、トータル¥2,835。
昨年夏の契約当時はこれでもお手頃価格と判断しましたが、この半年で大きく状況が変わってきました。主なものでも・・・
■ emobile G4 & LTE
エリアはまだまだ限定的ですが、下り75MbpsのLTEが月額¥3,880で終日利用できます。LTE用の端末もほとんどタダでGETできます。LTEエリア外では、下り42MbpsのG4で繋がります。
現状の下り7.2Mbpsで時間制限付きの現状の昼割り¥2,835と差額は千円弱であり、かなりショックな感じです。
■ biglobe 3G
docomoの3G回線を利用し、終日利用可能なコースなら¥2,980、2AMから8PMの時間限定のコースなら¥1,980で利用可能です。2年契約なら端末もタダでGETできます。
サービス範囲と値段を考えると、現状のemobile昼割りより圧倒的に魅力的です。
なお現時点では、契約者が予想を超えてしまったらしく、通信速度の低下が生じてしまい、新規の契約受付を停止しています。この条件なら、契約者が殺到するのも理解できます。
その他のサービスを含め、まとめてみましょう。
サービス | 回線 | 下り速度Mbps | 月額料金 | 備考 |
---|---|---|---|---|
emobile
|
LTE 75/G4 42
|
¥3,880
| 2年契約、端末付 | |
FOMA
|
3G 7.2
|
¥2,985
| 2年契約、端末付 | |
FOMA
|
3G 7.2
|
¥2,980
| 2年契約、端末割引 | |
emobile
|
G4 42
|
¥3,217
| 2年契約、端末付、*1 | |
FOMA
|
3G 7.2
|
¥2,450
| 4ヶ月or1GB以内、*2 | |
FOMA
|
3G 7.2
|
¥3,100
| 1ヶ月or1GB以内、*2 |
- *1:Kanatecの場合、@niftyに加入済みなので、プロバイダ料金不要
- *2:端末は、FOMAで利用可能な光ポータブル(月額¥350)など別途準備が必要
■ まとめ(その1)
現状2年縛りの契約のため、Biglobe 3Gなどのemobile以外への乗り換えは違約金1万円弱がかかります。
emobile LTEの2年契約への変更なら違約金は不要ですが、月額料金が千円程度高くなる上、また縛り期間が2年にリセットされてしまいます。
契約期間の短い日本通信のbmobile Fairも魅力ですが、Kanatecにおける今月3月分の通信料実績は、25日時点ですでに300MB近くに達しているようなので(*3)、Fairの1GB/4ヶ月では足りそうにありません。
- *3:My emobileでの通信料実績による
■ まとめ(その2)
「月額料金千円Up & 契約縛り期間2年リセット」の呪縛に負けず、emobile LTEに乗り換えました。同じキャリアの長期契約間の乗り換えなので違約金はゼロ、LTEの端末も1円でGETできました。
乗り換えによるメリットは;
- 昼割りの2AMから8PMの時間制限から解放され、24時間利用可能になりました
- 通信時間=9時間、スタンバイ時間=200時間であり、朝出勤時に電源を入れ、夜家に帰るまで、電源を入れっぱなしで余裕でOKとなり、いつでもすぐにネットに繋げます
- LTEエリアおよびG4エリアとも、概ねMbpsオーダーの通信速度が得られます
- 新幹線移動中でも、トンネル内を除いて概ね受信状態はOKであり、LTEとG4エリアを新幹線の速度(約250km/h)でまたいでも、特に問題はないような感じです
今後の進化に期待する点としては;
下り最大75Mbps/上り最大25Mbps対応エリアがきわめて限定的であり、2012年3月29日現在、関東地方ではお台場周辺、二宮駅周辺、箱根湯本駅周辺に限られます。その他のLTEエリアは下り最大37.5Mbps/上り最大12.5Mbpsとなります。
これは、emobileが使える電波の帯域による制限であり、今後新たな周波数帯を獲得するか、既存のG4の帯域を削減してLTEに移すかしないと、解決しないような気がします。
この情報はきちんと告知すべきと思いますがいかがでしょう?”LTE=下り最大75Mbps”は大々的にPRしているため、多くの方は関東で3カ所しか75Mbpsのエリアがないことを知らないのでは?
ところで、下り最大75Mbpsエリアはお台場はともかく、なぜ二宮と箱根湯本なんでしょう?emobileの社長の家が二宮の高級住宅街にあるとか、別荘が箱根湯本にあるとか・・・ Kanatec本社のご近所なので、近日中に下り最大75Mbpsを体験してきましょう。
■ まとめ(その3)
前述の通り、LTEの下り速度は37.5Mbpsと考えるのが現実的であり、LTEエリア外のG4エリアも下り42Mbpsか21Mbpsなので、実力的には数Mbps程度、ベストスコアで二桁行けばOKといった感じでしょう。
モバイルユースでこの速度が安定して得られれば、特に問題はないと思います。なお、1日間でのデータ通信料が約300MBを越えると通信制限が適用されるようですが、出先で動画を見続けるとか、ソフトの大きなアップデーターを受信するとかしなければ、通常では問題になることもあまりないでしょう。
もう一つの要確認事項は受信感度です。光ポータブルを使っていた際は、小田原駅東口付近の受信レベルが極めて低く、カフェ等の建物内では全く使えませんでした。
この課題の確認実験を土日に行いたかったのですが、我が家の食いしん坊将軍様がLTE端末を実家に持って行ってしまったため、二宮/箱根湯本での75Mbps受信実験を含め、来週以降に延期となりました。
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