将軍様のスマホ
将軍様曰く;
- 今どき、二つ折りケータイを使っている人はいない ・・・そんなことはないはず
- スポーツクラブに来るオバチャンでさえスマホを使っている ・・・どうせ電話とメールとネットしか使ってないので、ケータイとほとんど変わらないはず
- このままだと時代の最新情報についていけない ・・・どうせ出先での暇つぶしに、ネットショッピング、2chの地震予言系のガセネタとハリウッドセレブのゴシップネタを見るだけのはず
- お友達とLINE で繋がりたい ・・・電話代の節約になるのでこれは歓迎
まあ、本体価格もMVNO提供回線の月額料金も下がってきたので、スマホを準備してあげることにしました。
■ スマホ本体を格安で手に入れよう
将軍様のケータイは、まだ2年契約が半分以上残っているため、他社乗り換えだと違約金がかかりますし、機種変更だと本体価格が割高になります。
とは言え、「中古はいや」とのことなので、ノジマオンラインで「動作チェックのため開封、未使用」というソニエリのちょっと前のスマホ Xperia acro SO-02Cを調達しました。
「動作チェックのため開封、未使用」ということで、本体や液晶には一切傷や汚れはないのですが、ボタンの銀メッキが一部剥がれています。
本体に全く傷がない状態や、ノジマオンラインの「動作チェックのため開封、未使用」が正しいとすると、どうも購入された方が新品時にメッキ剥がれのため返品したB級品のような感じです。
まあ中古相場の下限の値段なので、この点はOKとしましょう。
問題は、付属品であるACアダプタとmicroUSBのコード及び32GBのmicroSDカードが付いてないこと。「動作チェックのため開封、未使用」であれば、付属品は全て揃ってないとまずいですよね。
ノジマオンラインのサポートさんにメールしたところ、「付属品はバッテリーとイヤフォンのみ」ってWebの商品案内画面に書いてあったみたいです。既にこの商品はWebから削除されているので、これ以上確認しようがありません。
「動作チェックのため開封、未使用」に気を取られ、その他の情報をきちんと見てなかったみたいです。ノジマオンラインのサポートさん、お手数をおかけしました。
■ 回線を格安で調達しよう
スマホの場合、毎月の通信費が問題です。幸い解約できないケータイがあるので、暫くはデータ通信だけのMVNO提供の回線で安く済ませてもらいます。
今回調達したのは、モバイル エントリー d LTE 980という、ライトユーザ向けのKanatecイチオシのもの。
月額980円で下り最大112.5MBのLTE高速データ通信を提供するサービスです。・・・但し1日の通信量の上限は30GB、これを超過すると日付が変わるまで通信速度が200KBに制限されます。
SIM購入の初期費用は3,150円掛かりますが、契約月数の縛りもなく、規定の通信量30GBの上限を超えても、翌日には復活するのがとてもすてき。
将軍様のケータイの契約縛りはあと15ヶ月程度ありますので、初期費用の月割りと月額料金を合わせても、毎月1,200円程度でスマホのデータ通信を維持できます。
1日の通信量30GBという制限ですが、動画や音楽を視聴したり、ソフトのダウンロードを行わなければ何とかなるでしょう。
■ 技術的なレポートを少々
(1)アンテナピクトの件
データ専用契約のSIMをスマホに刺すと、データ通信は問題なく出来ても、アンテナピクトが表示されないことがあるそうです。
これは、3G通信の場合、音声とデータが別な系統になっており、音声側の電波状態でアンテナピクトを表示する機種の場合、データ専用回線のSIMでは「音声側の電波が受信できてない」と判断し、アンテナピクトが立たないみたいです。
今回調達したSO-02Cは無事アンテナピクトが立っていますので、この問題はクリアしました。
(2)セルスタンバイ問題の件
上記(1)と関連する問題ですが、音声回線が捕まらないためリトライを繰り返すことで、バッテリーの消費が異常に増える現象です。
上記の写真は、SIMを刺す前に2-3時間、SIMを刺してアンテナピクトが立ってから2-3時間使用した状態です。このバッテリーの使用の割合が正常なのか異常なのか判断できませんし、100%自宅の無線LAN環境にいたので、多分3Gはほとんど使用してない状態です。
なお、朝一にアダプタから外し、ファームの更新や設定作業で結構長時間使用し、お昼を迎えた段階でのバッテー残量は70%程度です。単純計算すると6時間でバッテリの30%を消費しているので、18時間位は持ちそうです。
ということは、朝に外出して夜帰宅するまでギリギリって感じでしょうか?無線LANに接続できない屋外で、常に3G 接続した際にどうなるのか確認が必要です。
参考情報:
ServersMan SIM 3G 100という通信層度100kbpsで月額480円のMVNOサービスには、月額350円のオプションでSMSが受信できるサービスがあるようです。SMSは音声回線側を使うので、これならこの問題は確実に回避できる?
料金も安くSMSも使えて便利ですが、通信速度が100kbsだとメール、ツイッターやFacebook等、テキスト主体の通信じゃないとちょっと厳しいですね。
(3)LINEのセットアップ
LINEのアプリをダウンロードし、ユーザ登録する際に、自身のスマホの電話番号を登録し、SMS経由で登録のための4桁数字の暗証番号(登録キー)を受け取り、それを入力する必要があります。
残念ながら将軍様スマホはデータ回線のみなのでSMSが使えません。
ネットで調べたところ、ユーザ登録する際に登録する電話番号は、そのスマホの番号ではなく、他のSMSが受信できるケータイでいいようです。
ということで、別なケータイの電話番号を登録し、このケータイに暗証番号を送ってもらい、それをスマホのLINE登録画面に入力すればOKです。
このやり方を使うと、電話回線を持たないiPod/iPadでもLINEが使えるようになります。
この方法での留意点は以下の通りです。
- ケータイの電話番号1つに対し、LINEの1つのIDしか登録できない
- iPod/iPadとauのケータイのセットの場合、ケータイの電話番号を登録する際に、なぜか回線をauではなくその他に指定しないとダメ
LINEの使い方はよくわからないので、これは将軍様自身に勉強してもらいましょう。
iPad miniのスリープ/スリープ解除ボタンが効かない?!
iPad miniのスリープ/スリープ解除ボタンが効きません。何となく2週間前位から不調です。現象は;
- スリープ/スリープ解除ボタン長押しでの電源OFF→ONの再起動は可能なので、スイッチのハード的な故障ではない様子。
- 再起動すると暫く正常に戻るが、すぐに再発。初期化して再セットアップしたら一旦正常に戻るが、すぐに再発。ソフトの問題でもない様子。
ホームボタンでスリープ解除できますし、操作せず放置しておけば、2分でオートスリープになるので、実使用上は大きな問題にはなりませんが、気持ち悪い。
試行錯誤の結果、原因が特定できました。
iPad miniのブック型ケースのカバー部分を固定するマグネットがズレて、iPad mini本体のカバー開閉によるスリープ/解除センサーと干渉していたようです。
詳しい仕組みはよくわかりませんが、iPad mini本体のカバー開閉センサが誤動作していると、スリープ/スリープ解除ボタンが効かなくなるようです。
ブック型のケースの(※カバー側ではなく)本体側の表面の偽革を一部剥がし、中に埋め込まれたマグネットを取り払ったら無事問題解決しました。安物ケースは意外な落とし穴が隠れているようですね。
新しいWeb編集環境の課題 Part.1 ・・・Photo Stream
PowerMac G5とLeopardのセットで、Kanatec Webの編集環境を再構築しましたが、やはり古い環境なので、使ってみると細かな課題が出てきます。
■ iCloud Photo Streamが使えない
iCloudのメールやアドレス帳には、ブラウザからhttps://www.icloud.com/にアクセスすればOKですが、Photo Streamにはブラウザからはアクセスできません。
iPod touchで写真を撮影し、それをWebページにサクッと貼付けたいとき、Photo Streamから写真を持ってこられるのはとても便利ですが・・・。
Photo Streamって、OSX Lion以降の機能なので、PowerMac G5とLeopardでは環境が古すぎです。
■ Photo Streamから別のネットストレージに自動でファイル転送
”Photo Streamが使える別なMacを起動せず”に、Photo Streamから別のネットストレージに自動でファイル転送するのは無理みたいですね。
これができれば一番便利なのですが、残念。
■写真撮影したiPod touchから別のネットストレージに手動でファイル転送
普通に考えると、撮影した写真をiPod touch上で共有のPhoto Streamに移せば、普通のブラウザからアクセスできます。
ところがなぜか、PowerMac G5とLeopardのセットから共有エリアにアクセスすると、「びっくりマーク」となり写真が見れません。「びっくりマーク」をクリックすると、iCloudの雲マークとともに、「写真を読み込めません」というエラーメッセージが出てきます。
ブラウザで見ているだけなので、OSやプロセッサは関係ないですよね?Safariのバージョンが古いとダメ?
左:iMac/Mountain Lion+Safari6、右:PowerMac G5/Leopard+Safari5
次に考えられる方法は、Evernoteで写真撮影し、そのままEvernoteに保存する方法です。こちらならPowerMac G5とLeopardのセットのブラウザから、写真を閲覧&ダウンロード可能です。
当面はEvernote経由としましょう。
新しいWeb編集環境の課題 Part.2 ・・・発熱対策
当初より想定はしていましたが、古いPowerMac G5の発熱量は相当なものです。USB給電の簡単な扇風機ですが、買って正解でした。
Power Mac G5本体正面の吸気側に、扇風機で風を送り込んでいますが、本体背面の排気側も熱気の処理を考えないと、いまいちエアフロー的に効率的ではないかも?
真夏になってさらに気温が上がったら、再検討しましょう。
新しいMac Proってどう?
WWDC 2013で発表されたMac Pro、すごい形になりました。花瓶というか、ゴミ箱というか・・・。今後どのように呼ばれるのか楽しみです。
と言っても、かつての大福型iMacとか、煙突型Mac Pro Cubeと並べてみると、特別変わった形ではないような気もします。
形も大きく変わりましたが、それ以上に内部構造が激変です。
HDD&光学ドライブレスになりSSDのみで、メモリも4スロットのみ。グラフィックボードも特殊な取り付け方法のようで、ほとんどユーザが改造する余地は残っていません。
ユーザが追加で必要なものは、Thunderbolt 2で外付けしろって設計思想ですね。個人的には改造や拡張の自由度の高い、現状のMac Proの筐体が好きですが・・・。
それにしても、お値段はおいくらくらいになるのでしょうか?まあ、Kanatecには買えるはずもありませんが・・・。
でも、現在Web編集に使っているPowerMac G5 2.3GHz Dual-coreと23インチのCinema Displayの組み合わせも、発売当初の2005年時点では、手も足も出ない価格でした。(たぶん軽く40万円超えのはず)
ということで、2020年頃になれば、もしかするとKanatecWebの編集環境は、7年落ちのゴミ箱型Mac Proになっているかもしれません。
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